世界はクリエイティブであふれかえっている

ブログをご覧のみなさまは、世界最大級の総合デザインイベント「 ミラノサローネ 」をご存知でしょうか？
家具やインテリア、デザイン・アートに携わる人なら、一度は耳にしたことがあるはずです！

デザインアソシエーションNPO運営による「 TOKYO DESIGNERS WEEK（東京デザイナーズウィーク） 」が、7年ぶりにミラノサローネに出展！
スカラ座の練習場である Padiglione Visconti (Via Tortona 58,) のミラノサローネを皮切りに、ロンドンではデザインの祭典「 テント・ロンドン 」、東京で開催される「東京デザイナーズウィーク2014」へと至る世界巡回展を行いました。

アーティストの清川あさみさんと、デザインアソシエーション（川又俊明さん・津江昭宏さん）によるインスタレーション作品「 CHINTAI×DESIGN ASSOCIATION　TOKYO MERRY-GO-ROUND by ASAMI KIYOKAWA 」の製作を、まどか株式会社が一部担当させていただきました！

これまでと、これからのTOKYOを魅せる

東京デザイナーズウィークが選んだ2014年のテーマは「TOKYO IMAGINE 」

イタリア・ミラノサローネ「 東京 」と「 江戸 」をテーマに、二つの顔を持つ「 TOKYO 」のクリエイティブを、世界にアピールするためトップクリエイターたちが集結。様々なエキシビジョンを開催しました！
会場ではデザインやファッション、テキスタイルだけでなく、日本が誇る伝統食「 寿司 」や「 出汁 」「 日本酒 」が観客を魅了しました。

続くアメリカでのテント・ロンドンでは「デザイン・アート・ミュージック、ファッション」の４つの柱でTOKYOの今を伝え、クリエイティブのオールジャパンとして文化の輸出をテーマにしました。

凱旋となる明治神宮外苑絵画館前で開かれた、東京デザイナーズウィーク2014「天才万博」のテーマの元、プロクリエイターから注目の若手、学生や企業、アートやデザインの全てが一同に介したイベントとなりました。

スピード感・キラキラ感　融合する新しい『和』

まどか株式会社が製作を担当させていただいたのは、メリーゴーランド中央の「 馬 」部分。

架空の家紋がデザインされたアクリル板を何層にも重ね、スピード感とキラキラ感・ツヤ感が、今の東京の空気を感じさせるものになっています。

台座部分はイタリア工房が担当し、まどか株式会社初の日本×イタリアのコラボレーションとなりました。

製作メモ(製作部分の仕様)

大型のアクリル+特殊な加工であり、納品まで非常にタイトなスケジュールでのご依頼でした。
厳密な仕様が決まらない中での製作のため、これまで蓄積したデータを総動員し、ご期待に沿える、最高の耐久性・見栄え・加工法を提案させていただきました。

接着面を隠す加工をベース層に施し、立体感とキラキラ感を最大に活かすため、全てのカット面（アイスメルトカット）に細心の注意を図りました。

納期や仕様についてはかなり厳しいご依頼でしたが、最高の製品を作ることができたと自負しています！
作品参加への機会を与えてくださった関係者さま皆様に感謝をすると共に、是非とも次回の製作にもご協力させて頂ければ幸いです。